最近、株を始めてみたいって思ってるんだけど、専門用語が多すぎて何が何だかさっぱり…。夜勤の合間にちょっと勉強してみようかな。
わかる!私も最初はそうだった!
でも、基本的な用語を覚えれば意外と簡単に理解できるようになるよ。まずはよく使うワードを押さえてみようか?
いいね!じゃあ、基本的なワードを教えて!
基本的な株取引の用語を解説
今回は、株の取引を始める前に押さえておきたい基本的なワードを22個ご紹介します。これらを理解することで、株取引がより身近になります!
1.株式(かぶしき)
企業が資金を集めるために発行する証券で、購入することでその企業の一部を所有する株主になります。株主には、企業が利益を出したときに配当金を受け取る権利や、株主総会での投票権が与えられます。
2.株価(かぶか)
株式の値段のことです。企業の業績や経済状況、ニュースなどにより毎日変動します。株価が上がったときに売ることで利益が得られ、下がったときに売ると損失が出ます。
3. 配当金(はいとうきん)
企業が利益を出したときに、その一部を株主に分配するお金のことです。配当金が多い企業の株を持つことで、売買差益だけでなく安定した収入を得ることができます。
4. 株主優待(かぶぬしゆうたい)
株を保有している株主に対して企業が提供する特典です。飲食店の割引券や商品券など、企業ごとにさまざまな優待があります。
5. 配当利回り(はいとうりまわり)
株価に対する配当金の割合を示す指標です。高配当利回りの株は、安定した収益を期待する投資家に人気があります。ただし、配当金が必ずしも継続される保証はない点に注意が必要です。
6. 優待利回り(ゆうたいりまわり)
株主優待の価値を株価で割ったものを指します。優待内容の金額換算と株価の割合で算出され、高いほどお得感があります。特に優待狙いの投資家にとっては重要な指標です。
7. 成行注文(なりゆきちゅうもん)
現在の市場価格で即時に取引を行う注文方法です。すぐに株を買いたい・売りたい場合に利用しますが、価格が変動しやすいタイミングだと想定外の価格で取引が成立することもあります。
8. 指値注文(さしねちゅうもん)
希望する価格を指定して株を買ったり売ったりする注文方法です。指定した価格に達しない限り取引は成立しません。価格にこだわりがある場合や、安く買いたい・高く売りたいときに使います。
9. PER(Price Earnings Ratio、株価収益率)
株価が利益に対してどれだけ高いかを示す指標です。PERが高ければ、株価が利益に比べて割高であることを意味します。一般的にはPERが低い方が割安とされますが、企業の成長性や業界特性によって異なります。
10. PBR(Price Book-Value Ratio、株価純資産倍率)
株価が企業の純資産に対してどれだけ高いかを示す指標です。PBRが1倍以下の場合、その企業の資産価値よりも株価が低いとされ、割安と判断されることがあります。
11. 株式分割(かぶしきぶんかつ)
企業が既存の株を分割して、株式数を増やすことです。株価は分割前に比べて低くなりますが、株式の流動性が向上し、多くの投資家が購入しやすくなります。
12. 株式合併(かぶしきがっぺい)
複数の企業が合併して、一つの企業になることです。合併に伴い、株価が変動することがあります。企業の強化や競争力の向上が目的です。
13. IPO(Initial Public Offering、新規公開株)
企業が初めて株式を一般に公開して市場で取引できるようにすることを指します。IPO株は人気が高く、上場直後に大きく値上がりすることもありますが、その後の値動きには注意が必要です。
14. ディフェンシブ株
景気に左右されにくい業種(食品、医薬品、公共サービスなど)の企業の株を指します。安定しているため、リスクを抑えたい投資家に好まれますが、成長性は限定的なことが多いです。
15. ボラティリティ
株価の変動幅を表す指標で、変動が大きいほどボラティリティが高いとされます。ボラティリティが高い株は短期間で大きな利益を得られる可能性がある一方、リスクも大きいです。
16. ディスカウント・ブローカー
低い手数料で株取引を提供する証券会社のことです。特に初心者にとってはコストを抑えた投資ができるため、利用しやすい選択肢となります。
17. ナンピン買い
株価が下がったときに、同じ株を追加で購入することです。平均取得価格を下げることで、株価が回復した際の利益を狙う手法ですが、さらなる値下がりのリスクも伴います。
18. 含み益(ふくみえき)
まだ売却していない株が値上がりしている状態で、売却すれば利益が確定する状況を指します。反対に、株価が下がっている場合は「含み損」といいます。
19. 損切り(そんぎり)
損失を確定させるために、株価が下がった株を売却することです。損失を限定し、さらに大きな損失を防ぐためのリスク管理の一環として行われます。
20. 塩漬け(しおづけ)
購入した株が値下がりしてしまい、売るに売れずそのまま保有し続けている状態を指します。株価が回復するのを待つ一方で、資金が動かせないデメリットがあります。
21. 分散投資(ぶんさんとうし)
複数の異なる株式に投資することで、リスクを分散させる手法です。一つの株価が下がっても、他の株価が上がれば全体の損失を抑えることができます。
22. 投資信託(とうししんたく)
専門家が多くの投資家から集めた資金を使って、株式や債券などに投資する金融商品です。リスクを分散しつつ、個人では難しい運用をプロに任せられるのがメリットです。
まとめ
株取引の専門用語は最初は難しく感じるかもしれませんが、基本的なワードを押さえるだけで一気に理解が深まります。今回紹介した22個の用語を覚えることで、株式投資の基礎が身につき、ニュースや経済情報をより理解しやすくなるはずです。少しずつでも知識を増やし、自分に合った投資スタイルを見つけて、資産形成を進めていきましょう!特に看護師の皆さんにとって、限られた時間で効率的に学ぶことが重要です。私自身も、いつかワードの勉強から始めよう!と思っていましたが後回しになっていました。ぜひこちらの記事を参考にしていただけると幸いです。